西の高野山
月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。
こんにちは😃俳カー(俳句とハイキングの造語)のながと尾芭蕉です。
西の高野山に行って来ました。長門市に西の高野山があることをご存知ですか?
弘法大師:空海が唐(とう:昔の中国の呼び名)から、帰朝(日本に帰ること)した時に立ち寄った長門市で開山したそうです。長門市五大温泉のひとつ俵山温泉の近くにある能満寺です。この寺の裏山に八十八ヶ所があります。四国にわざわざ行かなくても、八十八箇所巡り・ミニお遍路体験が長門市で出来るんです。おすすめですよ。
結構、短くて高低差がない距離なので、手軽に年配の方も観光の方も軽装(運動靴)でどうぞ観光がてら行ってみてはいかがですか。ハイヒールは、難しいですが・・・。汗をかいた後の俵山温泉も最高ですよ。
ご利益に贖おうと私はというと・・・・。欲が出てついつい八十八カ所巡りを1日で3回したことがあります。八十八箇所×3で、264箇所巡りになっちゃいました。
今日の春の一句。
『空海も呆れ果てるよ三周目』 作 ながと尾芭蕉
季語:春(季語は入っていませんが、心は春なので・・・)
現代語訳:春うららかな日 長門市民が、心穏やかに過ごしている中。ぜいぜい息を荒立てて、八十八箇所の3周目に突入しているハイカーがいるよ。弘法大師:空海もこれには思わず呆れ果てているよ。